お知らせ

掲載日:2023.03.20

北海高校の第1学年「総合的な探究の時間」において、2022年12月2日にクラス代表による中間発表会、2023年2月24日にはカテゴリー代表による最終発表会が開催されました。大きな探究課題は「多様性」で、その中に「貧困・ジェンダー・教育・世代・国籍/人種・バリアフリー」の6つのカテゴリーがあります。北海学園大学経済学部からは松本広幸教授(英語教育)と宮本章史准教授(社会政策論)が参加して、高校生の発表を聞き、講評と助言を行ないました。3月10日には、経済学部の菊田悠教授(社会学)が「探究を続けよう―あるいは私がウズベキスタン研究にハマったわけ」と題して自身の研究活動を紹介し、高校生にさらなる探究の必要性と面白さを講演しました。

今年度、経済学部は上園昌武教授(産業経済論)と歌代崇史教授(日本語教授法)の企画で「総合的な探究の時間」に高大連携事業としてコラボレーションし、高校生の皆さんが難しい社会的問題に対して非常に意欲的に取り組んでいることに感銘を受けてきました。先生方のご指導の下とはいえ、必要な情報を自ら集めそれぞれの視点から分析を行い、最後にプレゼンの形にまとめるのは、多くの生徒にとって未知の体験であったと思います。来年度も探求の時間は継続されるとのことなので、今後ますます自律的な学習が発展するように期待しています。