目には見えない社会の醸造を知り、問題解決の処方箋を示す能力を

経済学科は、一般的な「経済学部」として持っているべき要素をすべてが学科の中にあるオーソドックスな王道を行く教育体制です。経済学の3本柱と呼ばれる「理論」「歴史」「政策」に関する学びをバランスよく配置することで、経済問題の原因を理解し、発見し、それに対する解決策を思考する能力を身につけます。「理論」は、目には見えない社会の構造を知り、どういう状況下で理論的に展開されるかの道筋が示されているので、問題を発見する道具になります。ただ、それはこれまでに実際に起こったことをふまえていますから、どのような対応をみるのかが「歴史」。その上で、具体的な対策を考えるのが「政策」。ですから、3つをうまく組み合わせていくことが欠かせません。学んだ知識を応用し、問題がどこにあって、その解決がどう利益につながる考えられる力を養っていきます。

コース概要

経済学科

財政・金融コース

経済メカニズムを理論的に把握した上で、国や自治体、銀行などによる財政や金融の仕組みとその役割について重点的に学んでいきます。さらに、経済安定化や格差・貧困の解消といった財政や金融的手法を用いた経済的課題解決への理解を深めます。

経済・産業と政策コース

長い歴史の中で相互に影響を与えつつ形成されてきた多様な産業・企業の構造や特質、あるいは私たちの暮らしそのものについて、またそれらに関連して政府が行う財政・金融的手法も含めた幅広い政策について学びます。

くらしと労働コース

少子高齢化、家族の多様化、人口減少、非正規雇用の増大、格差の拡大など、現代日本の社会・経済環境が大きく変わる中で、人々が互いに支えあいながら生活を保障し、生き生きと暮らすための仕組みをどのようにつくり上げていくかを考えます。

国際経済コース

私たちの経済活動は、一国の枠を超えて世界に広がっており、生活を豊かにする一方でさまざまな軋轢も生んでいます。世界経済の仕組みや実態、各国経済の違いを学びながら、世界経済と日本経済の関わりや望ましい世界経済秩序の在り方などについて考えます。

(注)経済学部における「コース」は、それぞれの学生の所属や専攻を示すものではなく、専門知識を深めるために関連する講義をまとめたものです。