札幌市デジタル戦略推進局
スマートシティ推進部デジタル企画課

畠山 渉さん

経済学部1部地域経済学科 2018年3月卒業
(市立札幌平岸高等学校出身)

自分の祖父母にも、自信を持って勧められる行政サービスを提供したい

大学では、すべてが自分次第

 小学校から高校まで野球部で、ずっと野球に打ち込み、高校3年生で卒部してから頑張って受験勉強に励み、北海学園大学に入りました。経済学部を選んだのは、流通など社会経済の分野に興味があったからです。
 大学は高校までと違い、大講堂での講義から少人数のゼミまで形式が様々で、勉強する内容も知らない世界ばかりですごく新鮮でした。また、授業科目の選択はもちろん、そこから何を学ぶかも自分次第で、「社会に出たら、こんなふうに自分の責任で進んでいくんだ」とわかったことが一番の学びだったと思います。
 大学1年生の基礎ゼミで農業経済学を学ぶ「宮入ゼミ」に入り、それまで農業への関心はあまりなかったのですが、遺伝子組み換え大豆について詳しく調べ、プレゼンテーションの大会で発表などをするなかで自分ごととして捉え、2・3年も同ゼミに所属しました。農業の課題について以前は「誰かが考えること」くらいに感じていましたが、「自分がその考える人になってみよう」と思い、地域研修では生産地を訪ねて生産から流通、販売の過程を知り、現地で多くの話を聞けたことが非常に面白かったです。

2年生から大学の公務員講座に

 大学の授業は興味深いものが多く、勉強以外では友人とサッカーやフットサルをしたり海外旅行にでかけたり、楽しく過ごすことができました。ただし、就職活動には1年生の頃から漠然と不安で、何かやっていないと落ち着かない気がして、2年生の後期から北海学園大学の公務員講座を受け始めました。通常の授業のあと1〜2コマずつ教養や選択科目を受講し、コツコツ手を動かしていると安心できて、それがとても良かったと思います。
 実際の就職試験では、民間企業は一社も受けず、それまで勉強してきたことを信じて、国家公務員、北海道、札幌市の3つを受験しました。結果、国家と札幌市に合格し、最後まで迷いましたが、かつて市役所職員だった祖父にも相談し札幌市の入庁を決めました。公務員試験対策で他の予備校に通う人もいましたが、大学の講座だけで内容は充分網羅でき、ここで一生懸命やれば大丈夫と思っていました。最後までぶれずに勉強を続けて良かったです。

デジタルで役所内と市民生活の両方を便利に

 現在勤務しているデジタル戦略推進局は、デジタルを使って市役所内の作業を効率化したり、市民の方々の利便性を向上させたりする企画を立て、社会実装することをミッションとしています。いま担当しているのは、例えば現状は郵送で通知している各種お知らせを、将来的にはすべてスマートフォンで受け取る方法などを検討し、実現していく業務です。
 また、並行して主に高齢者を対象とした「スマホ教室」も担当しています。スマホの操作に慣れていただいたり、行政サービスのアプリの使い方を知っていただいたり、デジタルに馴れていない人を取り残さないようにする活動を常にセットで考えています。行政の仕事は、対象者を絞るわけにはいきません。全員が使えることが重要で、それが自分自身のやりがいにもつながっています。  いつも大切にしているのは、自分のおじいちゃん、おばあちゃんにも自信を持って「これ本当に良いから使って」と言えるようなサービスであること。これからもっと経験を積んで、まずはデジタル戦略推進局の業務を極めたいと思っています。

畠山 渉さん

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