取得学位 | 博士(経済学)(中央大学) |
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担当科目 | 社会経済学基礎 |
専門分野 | 経済理論 |
研究テーマ | 資本主義という社会システムのしくみとその現代的展開の諸形態 |
教育・研究への 取り組み |
研究テーマは、現代社会システムの根本的なしくみ。理論というと机上の無味乾燥なつくりものと思うでしょう?ぜんぜん違います。現代の問題を解き明かすためにこそ、根本をつかもうと格闘した古典を研究するのです。マルクス『資本論』が私の対象ですけど、いろんな読み方や流派がたくさんあります。これは理論が生きている証拠。現代の全体をつかむための努力が流れ込んでいるのでそうなるし、自分がそこで主張できるのが楽しい。 ゼミは、メンバーが自分で問題を立て論文作成するのを支援・相談するのが目標ですが、実際は輪読という地味な作業が大切です。 |
おすすめの作品 | お薦めは、さしあたり、50年代の合衆国を描いたハルバースタム(2015)『ザ・フィフティーズ』(ちくま文庫)、資本主義という物語を生き生きと描写するマルクス・エンゲルス『共産党宣言』、経済学の意味を論じる杉本栄一(1981)『近代経済学の解明』(岩波文庫)、など。 |