| 取得学位 | PhD in Political Economy (King's College London) |
|---|---|
| 担当科目 | 欧米社会経済論 |
| 専門分野 | 英米政治経済史、国際政治経済学 |
| 研究テーマ | 現代イギリス政治経済の史的研究、現代イギリスの社会保障制度に関する研究 |
| 教育・研究への 取り組み |
イギリスやアメリカの政治経済について研究しています。具体的には、英米関係や英欧関係などのグローバルな側面が、各国の国内政策とどのように関連していたのかについて着目し、「新自由主義」や「サッチャリズム」といった概念を捉え直すことを目標としています。分析対象としては、第二次世界大戦後から現在までの国際金融や財政、社会政策などを扱っています。 講義では、第二次世界大戦後から現在までのグローバルな政治経済の変遷を取り上げていますが、映像資料などを活用しながら社会文化の変容についても解説しています。 ゼミでは、まず研究書や様々なメディアを活用し、現在の欧米の経済や社会が抱える問題についての知識を得ることを目指します。格差や貧困、人種や性的少数者をめぐる対立、紛争、民主主義や経済の不安定化など、日本を含む世界は多くの問題を抱えています。これらの多様な問題について理解を深めた上で、地域研修などを通じて日本や北海道と世界を比較し、今後のあるべき政策などについて考察していきます。 |
| おすすめの作品 | リチャード・ウィルキンソン、ケイト・ピケット（2010）『平等社会ー経済成長に代わる、次の目標』東洋経済新報社 川端康雄他編（2011）『愛と戦いのイギリス文化史 1951ー2010年』慶應義塾大学出版会 ダニエル・ヤーギン（2022）『新しい世界の資源地図」東洋経済新報社 |
