取得学位 | 博士(経済学)(立教大学) |
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担当科目 | 経済統計学 |
専門分野 | 経済統計 |
研究テーマ | 物価指数論の理論的・実証的研究 |
教育・研究への 取り組み |
私が研究の対象としてきたのは公的統計、特に「消費者物価指数」に代表される「物価(物価指数)」です。消費者物価指数はインフレ・デフレ、景気の判断材料だけでなく、年金額の調整指標として利用されるなど、私たちの生活に密接に関連しています。こうした指標が適切に利用されているのか、という点を研究してきました。 講義では、人口、消費、企業など、公的統計のいくつかの分野について、代表的な統計の概要、関連する経済統計指標(例えば、家計に関する統計とジニ係数等の格差の指標)について、北海道(札幌)と他の地域を比較しながら紹介しています。 ゼミでは主に、各グループでテーマを設定し、公的統計を利用しながら研究を進めます。ゼミ生同士で議論し、研究成果をゼミ論文にまとめます。3年次には学会での学生報告を予定しています。その他、ディベートや社会科見学などを盛り込む予定です。 |
おすすめの作品 | ①坂本貴志(2020)『統計で考える働き方の未来-高齢者が働き続ける国へ』ちくま新書 ②中藤玲(2021)『安いニッポン 「価格」が示す停滞』日経BP ③長沼伸一郎(2016)『経済数学の直観的方法 確率・統計編』ブルーバックス ④ナイアル・キシテイニー他(2013)『経済学大図鑑』三省堂 |