取得学位 | 博士(地域研究)(京都大学) |
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担当科目 | 国際事情 |
専門分野 | アフリカ地域研究、経済人類学、文化人類学 |
研究テーマ | 国際市場とつながることによるアフリカ農村経済の変化と持続 |
教育・研究への 取り組み |
わたしが研究を続けてきたのは、ガーナのボルガ・バスケットというカゴです。このカゴを起点として、アフリカ農村と国際社会・国際市場の関係、物質文化や農村経済の持続と変化、地場産業の発展プロセスについて考えています。日本の手工業や地場産業にも興味があります。どちらの研究でも、経済活動の背景にある歴史や文化、人々の生活の理解にもとづいて、グローバル化による地域経済の変化と持続の様相を総合的にとらえることを目指しています。 研究で大切にしているのはフィールドワークという手法です。本や講義を通じて知識を蓄えることは社会や経済を理解するために不可欠ですが、「現場(フィールド)」で見て、聞いて、自分も実際にやってみて……そのうえで考えたオリジナルな主張には迫力があります。 教室と現場を行き来して、ともに学びを深めていきましょう。 |
おすすめの作品 | ①テオドル・ベスター著、和波雅子・福岡伸一訳(2007)『築地』木楽舎 ②小川さやか(2016)『その日暮らしの人類学―もう一つの資本主義経済』光文社 |