2005年度地域研修報告書
地域研修報告会
1.浅妻裕ゼミ
「環境保全型の観光地づくりに向けて」
2.池田均ゼミ
「地域活性化への模索」
3.伊藤淑子ゼミ
「まちという名の家族-栗山町を訪れて」
4.伊藤淑子ゼミ
「ニセコ町のまちづくりに学ぶ」
5.太田原高昭ゼミ
「地域でがんばる人々を訪ねて」
6.奥田仁ゼミ
「地域の歴史と産業を訪ねて」
7.小田清ゼミ
「地域産業の発展と新しい地域活性化への動き」
8.川村雅則ゼミ
「旧産炭地・夕張で地域経済を思い足元の札幌で女性労働を考える」
9.北倉公彦ゼミ
「グリーンツーリズムを学ぶ」
10.1竹田正直ゼミ
「石狩市地域研修の成果」
11.西村宣彦ゼミ
「十勝地方のナチュラル・チーズ産業の調査」
12.古林英一ゼミ
「サケ定置漁業の体験実習」
13.水野邦彦ゼミ
「韓国社会を知る実地研修」
14.水野谷武志ゼミ
「登別観光の実態調査」
15.山田誠治ゼミ
「人と人のつながりを拡げる中で函館駅前の活性化を」
16.山田誠治ゼミ
「伝統と未来の融合を追い求める街-金沢と富山」
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北海学園 経済学部
15.山田誠治ゼミI
人と人のつながりを拡げる中で函館駅前の活性化を
 研修地:函館市
 参加学生17名
 研修期間:05年10月3日~4日
 地域経済学科教授:山田誠治

中心商店街の空洞化は今や全国的な現象になっていますが、それに対する取り組みも徐々に広がってきています。北海道有数の都市、函館もその例外ではなく、激しい変化の中で様々な人たちがいろいろな試みを追求しています。その現場の話を直接聞くことを目的にして、函館を訪ねました。有名な函館山からの夜景のように、もっと街を輝かせようという人たちとの出会いは、学生にとっても貴重な体験でした。


『親和力』を高めて街づくりのネットワークを

私が印象に残ったのは、函館の中心街活性化の取り組みを調べる中で、多くの人の話を聞くことができたことで、そのうち特に心に残ったのが丸藤さんという方です。
丸藤さんは、普段を駅前商店街で美術商のお店を経営しながら、街の活性化のために多面的な活動をされ、ラジオのDJや大学講師などもされている函館の街づくりのリーダーの一人です。講義のように語りかける話の中身も濃いもので、「はこだてTMO」の活動の一つである大門祭りは、私たちと同じ大学生が中心となって始まり、年々拡大する中で大門地区の活性化につながっていった、というストーリーを聞いて、若者の力はすごい、と改めて思いました。
また、忘れられないのは、彼の言った『親和力』という言葉です。人と人のつながりや出会いは本当に重要なもので、偶然が重なり合って出会いがつくられる、だから、私たちが出会いたいと思っている人は、実は自分から何かをすれば、きっと出会えるのだ、というものです。振り返ってみると、今まで、私が出会ってきた多くに人々も、その『親和力』によるのだ、と実感でき、この不思議な人と人とのつながりの力が街づくりの原動力になっているのだ、と改めて教えられた体験でした。(地域経済学科3年生)


「ひかりの屋台大門横丁」ができるまで

私たちの地域研修は、函館駅前商店街の活性化について調査するというのが目的で、まず1日目には大門地区活性化のための「ひかりの屋台大門横丁」の建設現場を見学し、それを担当された「はこだてTMO」の池田さんの苦労話を聞くことができました。函館駅前をどのように活性化するのか、資金はどのように集めたのか、またどのように使うのが有効か、そして、どのようにすれば人々が街に戻ってくるのか、等の池田さんの熱い話が印象に残りました。
研修2日目には、商店主や通行人へのアンケート調査を行い、函館駅前商店街の街づくりについて、いろいろな角度から聞き取り調査をしました。なかなか話を聞かせてもらえず苦労もしましたが、こうした街づくりの現場に接することができたのは、私にとって貴重な経験となりました。
研修が終わって数週間後、この「ひかりの屋台大門横丁」の開業がメディアで報道され、とても賑わっている映像を目にしたとき、自分のことのようにうれしく思いました。細かいところまで気が配られ、たとえば、夜遅くまで街の人々が楽しめるように交通手段も遅くまで営業し、活気を取り戻すためいろいろ考慮がされているのに感心しました。(地域経済学科3年生)
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