2005年度地域研修報告書
地域研修報告会
1.浅妻裕ゼミ
「環境保全型の観光地づくりに向けて」
2.池田均ゼミ
「地域活性化への模索」
3.伊藤淑子ゼミ
「まちという名の家族-栗山町を訪れて」
4.伊藤淑子ゼミ
「ニセコ町のまちづくりに学ぶ」
5.太田原高昭ゼミ
「地域でがんばる人々を訪ねて」
6.奥田仁ゼミ
「地域の歴史と産業を訪ねて」
7.小田清ゼミ
「地域産業の発展と新しい地域活性化への動き」
8.川村雅則ゼミ
「旧産炭地・夕張で地域経済を思い足元の札幌で女性労働を考える」
9.北倉公彦ゼミ
「グリーンツーリズムを学ぶ」
10.1竹田正直ゼミ
「石狩市地域研修の成果」
11.西村宣彦ゼミ
「十勝地方のナチュラル・チーズ産業の調査」
12.古林英一ゼミ
「サケ定置漁業の体験実習」
13.水野邦彦ゼミ
「韓国社会を知る実地研修」
14.水野谷武志ゼミ
「登別観光の実態調査」
15.山田誠治ゼミ
「人と人のつながりを拡げる中で函館駅前の活性化を」
16.山田誠治ゼミ
「伝統と未来の融合を追い求める街-金沢と富山」
トップページ
北海学園 経済学部
11.西村宣彦ゼミ
十勝地方のナチュラル・チーズ産業の調査
 研修地:清水町、新得町、帯広市、中札内村
 参加学生9名
 研修期間:2005年8月17日-19日
 地域経済学科講師:西村宣彦

今年の研修テーマは、「地域ブランド形成を通じた地域活性化~十勝ブランドを素材に」。十勝ブランドの第1弾となったナチュラル・チーズの生産者や行政関係者からお話を伺った。訪問地は清水~新得一帯広一中札内と広域に分散し、非常にハードなスケジュールであったが、地域ブランド形成の意義や課題を多面的に見ることができたのではないだろうか。多くの学生にとって、北海道の産する素晴らしい食材を、初めて食する機会となったのも、価値あることであったと思う。


ナチュラル・チーズの存在

事前学習で、十勝ブランドの認証商品であるナチュラル・チーズを、札幌のデパートで販売しているか調査した。ナチュラル・チーズを販売しているところは少なく、私自身もナチュラル・チーズの存在は、ゼミの場まで知らなかった。
チーズといえぱ、学校給食で出たスライスチーズの味しか知らなかったので、チーズ工房で代表の方に、チーズの商品を出していただき試食すると、それは衝撃的な味だった。それは、滑らかな舌触りで、コクがあり、独特の匂いで、一口食べただけで十分な味だった。お酒のおつまみで召し上がる人にとっては、誰にでも受け入れやすいチーズなのではないか。皆さんもぜひご賞味ください。
ナチュラル・チーズは、原材料の生乳を乳酸菌や酵素の働きで発酵させて固めたもので、個性的な味が楽しめる。熱処理を施して味を均一化「プロセスチーズ」と違い、加熱せずに熟成させ、菌や酵素が生きているので、デリケートな味わいになる。
十勝ブランドの掲げる「安心」・「安全」・「美味しい」の認証基準を満たした商品づくりの代表が、ナチュラル・チーズである。十勝ブランドは内発的発展を目指しており、地域の産品や地域自身の付加価値を高めようとするものだった。(地域経済学科3年生)


3つの側面から見る地域ブランド

私たち西村ゼミは今回、「地域ブランドを考える」事を目的として地域研修へと向かいました。
「地域ブランド」とは、市町村という小さな範囲から支庁管内、北海道、日本などという様々な範囲の中で、それぞれの地域が特性を持ち、それを生かしていくという目的で出来たものです。これは、生産者と流通者、消費者の三者が納得できるものでなければなりません。
研修では、十勝管内で出された「十勝ブランド認証」という範囲の中で確立し始めているチーズに注目し、生産者であるチーズ工房、流通者である十勝財団からそれぞれお話をしていただき、それぞれの意見を知った中で「地域ブランド」を考える事が出来ました。それは、チーズ工房同士のつながりや工房独自の向上心の必要性、財団側が求める「安心・安全・美味しい」という信頼性の確保などです。つまり、地域の価値をどのような範囲で位置づけるか、どう知ってもらうか、維持していくかという事が重要なのです。
また、池田町のワイン城や中札内役場でもお話を伺い、様々な地域ブランドの捉え方を知る事ができました。この現地研修では、範囲の捉えにくい「地域ブランド」を確立していく様々な方法を学べたと感じています。(地域経済学科3年生)
BACK NEXT
Copyrights(c) 2004 Hokkai-Gakuen University Faculty of Economics All Rights Reserved.