2005年度地域研修報告書
地域研修報告会
1.浅妻裕ゼミ
「環境保全型の観光地づくりに向けて」
2.池田均ゼミ
「地域活性化への模索」
3.伊藤淑子ゼミ
「まちという名の家族-栗山町を訪れて」
4.伊藤淑子ゼミ
「ニセコ町のまちづくりに学ぶ」
5.太田原高昭ゼミ
「地域でがんばる人々を訪ねて」
6.奥田仁ゼミ
「地域の歴史と産業を訪ねて」
7.小田清ゼミ
「地域産業の発展と新しい地域活性化への動き」
8.川村雅則ゼミ
「旧産炭地・夕張で地域経済を思い足元の札幌で女性労働を考える」
9.北倉公彦ゼミ
「グリーンツーリズムを学ぶ」
10.1竹田正直ゼミ
「石狩市地域研修の成果」
11.西村宣彦ゼミ
「十勝地方のナチュラル・チーズ産業の調査」
12.古林英一ゼミ
「サケ定置漁業の体験実習」
13.水野邦彦ゼミ
「韓国社会を知る実地研修」
14.水野谷武志ゼミ
「登別観光の実態調査」
15.山田誠治ゼミ
「人と人のつながりを拡げる中で函館駅前の活性化を」
16.山田誠治ゼミ
「伝統と未来の融合を追い求める街-金沢と富山」
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北海学園 経済学部
6.奥田仁ゼミ
地域の歴史と訪ねて
 研修地:余市町
 参加学生8名
 研修期間:05年8月8日~10日
 地城経済学科教援:奥田仁

奥田ゼミでは昨年は下川町という山村を訪問したが、今年は札幌・小樽に近く北海道でも比較的早くから開けた海辺の余市町で2泊3日の合宿を行った。今年のねらいは町形成の歴史とともに、余市町に特徴的な園芸農業の調査であったが、ちょうど農繁期に重なり農家は4軒しか訪問できなかった。とはいえ、町企画政策課の盛さん、滝上さんらからのレクチャーをいただくとともに、卸売市場、小樽ワイン、水産博物館、運上屋、福原漁場等々を見学し有意義な研修とすることができた。


恵まれた自然-新規就農者の夢と悩み

今回の地域研修で奥田ゼミは、余市町で歴史や産業について調査した。余市町の歴史は、山を切り開いて造った道路ができるまで、川は挟んだ東西で分裂しており、東西それぞれが発展していた。その当時は漁業が中心産業で、漁業を行っていた西部は豊かで、町の中心であった。しかし、ニシンの漁獲量が減少していくと、中心産業は明治12年に初めて結実させたリンゴなどの果樹・農業へと変化した。その後、東部に鉄道が通り、町の中心は東部へと移った。
地域研修では現在の中心産業である農業の調査を行うため、新規就農者と既存農業者の2種類の農家を訪問し話を聞いた。2つの農家には年齢差や技術・経験の差はあったが、新規就農者の増加は後継者不足に悩む余市町では欠かすことのできない存在であった。しかし、新規就農者と既存農業者の間には技術・経験の情報交換などの交流が少なく、経験のない状態で農業を始めた新規就農者が困難に直面しているという話を聞いた。また、現在の余市町の産業には中心となる産物がないと、2つの農家が共通して考えていた。海と山・気候に恵まれている余市町では、その恵まれすぎた環境のため、産業が多様化し、逆に決定打が不足してしまうという問題があることがわかった。(地域経済学科2年生)
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