2005年度地域研修報告書
地域研修報告会
1.浅妻裕ゼミ
「環境保全型の観光地づくりに向けて」
2.池田均ゼミ
「地域活性化への模索」
3.伊藤淑子ゼミ
「まちという名の家族-栗山町を訪れて」
4.伊藤淑子ゼミ
「ニセコ町のまちづくりに学ぶ」
5.太田原高昭ゼミ
「地域でがんばる人々を訪ねて」
6.奥田仁ゼミ
「地域の歴史と産業を訪ねて」
7.小田清ゼミ
「地域産業の発展と新しい地域活性化への動き」
8.川村雅則ゼミ
「旧産炭地・夕張で地域経済を思い足元の札幌で女性労働を考える」
9.北倉公彦ゼミ
「グリーンツーリズムを学ぶ」
10.1竹田正直ゼミ
「石狩市地域研修の成果」
11.西村宣彦ゼミ
「十勝地方のナチュラル・チーズ産業の調査」
12.古林英一ゼミ
「サケ定置漁業の体験実習」
13.水野邦彦ゼミ
「韓国社会を知る実地研修」
14.水野谷武志ゼミ
「登別観光の実態調査」
15.山田誠治ゼミ
「人と人のつながりを拡げる中で函館駅前の活性化を」
16.山田誠治ゼミ
「伝統と未来の融合を追い求める街-金沢と富山」
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北海学園 経済学部
1.浅妻裕ゼミ
環境保全型の観光地づくりに向けて
 研修地:登別市
 参加学生19名
 研修期間:05年9月13日~15日、11月14日
 経済学科講師:浅妻裕

今回、浅妻ゼミでは登別市を訪れた。学習テーマは、環境保全型の観光地づくりの現状と課題であったが、農産物などの地域資源の活用や観光振興の現状などについても学習することができた。訪問箇所は6箇所、調査日は4日間に及び、それ以外にも、電話で関連企業等への積極的な問い合わせを行うなど、学生にとっては調査漬けの日々であった。ハードではあったが、この過程で学生の成長を感じとることができた。多くの学生にこの科目を履修して欲しい。


地域研修Iを終えて

我々浅妻ゼミは、登別の観光保全型の観光地づくりをメインに、観光振興の現状と課題等について調査・考察を行ってきました。夏期休暇中、秋期間の二回に渡り登別に訪れ、実際に施設を体験したり、旅館のバックヤード見学、各施設でのヒアリング等の研修を行いました。訪問した施設は、夏期に札内高原館・観光協会・石水亭・マリンパークニクス、秋期には、市の廃棄物政策と農林水産政策について、詳しく教えてもらうことができました。企画や調査・考察の段階では、自分達の興味のある分野のものを選択できるため積極的に関わり、楽しみを持って学べました。また、詳しい調査考察結果については、ゼミ内で発行した論文としてまとめることができました。さらに、ゼミ内の交流も深まり、普段できない体験を通じて自分自身成長できたと感じています。(地域経済学科2年生)


観光地登別の実態

「登別の温泉」といえば、北海道を代表する有名な観光地であるが、我々が宿泊したホテルに対するヒアリングやバックヤードの見学をして、いろいろな問題点があることを知った。まず、年々客数が減少傾向にあること。これには様々な要因があるが、石水亭支配人の山田さんは「街づくり」という点をその一つに挙げた。登別市には温泉のほかに「地獄谷」や「クマ牧場」などの有名な観光地がある。市はそういった観光地を売りにするのと同時に頼りすぎているところもあり、街づくりをおろそかにしてきた。それが客数の減少につながっている。
今後の登別観光の発展にとっての課題は、ホテルと街の「共生」である。ホテルがメインではなく、街の魅力を最大限に生かしながらホテルを選択してもらうということが重要になってくる。旅館側は囲い込む戦略から地域密着型への転換を図りつつ地域の魅力作りに尽力する必要性が高まっている。
また今回の中心的なテーマであった環境保全型の観光地づくりについては、個別の旅館レベルでは、無包装、ペーパーレス等の工夫を行っており、一定の成果はあるものの環境保全の観点から見た場合、その効果は非常に薄い。また経費節減策との境界が暖昧な状況と言える。今後、すでに温泉街全体で実施されている生ゴミの堆肥化事業など、組織的な取り組みを強めることで、登別をアビールできるのではないかとの感想をもった。(地域経済学科2年生)
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